シャドウベインの背景世界

惜しくもサービスが停止されたオンラインRPG、Shadowbaneに関する世界設定の翻訳

資格の物語

サンクティファイアの物語

純粋な信仰は、この暗い時代で人びとを耐え忍ばせた。天変地異がおきたとき以来、神がみは沈黙し、地界は変わった。信仰に呼び集められたさまざま聖職者たちが、多くの戦いをおこなうことになったのだ。この僧侶たちは、魔界と冥界がアエアインスヘ放った、…

サボテュアの物語

良い戦士たちは、戦いに勝つ方法が二つあることを知っている。軍事力か悪知恵だ。二人の戦士にとって真理であることは、二つの軍隊にとっても同じだ。 軍事力は城壁を打ち倒し、都市の全体を破壊するが、しばしば戦術の悪賢い側面は、戦争を始まるまえに終わ…

サッパーの物語

すばらしい時代がやってくる。いくつもの古い王冠が諸王国を生んだ。人びとに悲鳴をあげさせる領国戦役によって、かれらが流す大量の血は、ヴァンパイアたちさえ満腹にする。兵士には多くの仕事がある。しかし、シティが、シージスパイアと忠実な兵士たちに…

コマンダーの物語

「優れた戦術家の目にとって、時間とはただの幻にすぎない。過去と現在、ならびに未来はひとつである。戦闘は始まるまえに終わる。想定できる結果は、静止している時点でも確定しているからだ。 どのようなウォーリアーでも、戦術と戦場での観察方法を学ぶが…

グラディエイターの物語

現代は最高の時代だ。考えてみろ。天変地異は地界を破壊したあと、戦乱と無秩序をもたらし、おれたちから本当の死さえも奪った。そして今、武器をもった男たちは、壁なき舞台で悲劇を演じる。彼らは戦うことができ、死ぬこともできる。とどめを刺されるまえ…

ストリゴイの物語

吸血ヒルよ、おまえは闇を食べた。そして、闇はおまえを食べた。そのとおりだ。おまえは強く美しい。だが、だまされるな。大吸血鬼たちはおまえのことを、大いなる運命に選ばれた、高貴な種族だというだろう。ほらふきどもめ。あの愚か者たちは、生きる理由…

ドラノクの物語

おまえは自分が何に変わったのか、本当に理解したのか。答えるまえに、じっくり考えてみろ。おまえはヴァンパイアだ。つまり夜の子供であり、闇に選ばれた者でもある。それらは事実だ。だが、おまえはまだ答えていない。おまえは何者か。さあ、答えてみろ。 …

ベルゴスチの物語

おまえは、闇に奉仕するために生まれたばかりだ、幼子よ。おまえは、すでに多くのことを学んだ。例えば、わたしたちをむしばむ飢渇を、どのように満足させるのか。さらに、わたしたちにとって最大の武器といえる、肉体硬化の技法さえも。 では、おまえはどの…

ゴルゴイの物語

生まれたばかりでも、自分のことはわかるだろう、幼子よ。おまえは、生者の温かい血を飲むために、闇から生まれた人殺しだ。おまえは、自分の魂を冥界に喜んで捧げ、死の御使いになったヴァンパイアだ。自分のことはわかるだろう。だが、なぜこうなったのか…

サモナーの物語(未完)

杖の書:第5章41節から47節まで 41:全父新たに作りたまふた地界へ降りて父の栄光はこの上で輝きたまへり 42:全父信寄せる随伴神たち鍛冶神トゥーリン狩猟神ケーナリュン戦争神マローグも父にしたがひて来たれり 43:地界の面は歪で虚しく観たる…

サンダンサーの物語

本記録は不滅帝国のエルフ、ラレソンネル・ベンドラリモ氏によって、執筆されたものである。火炎戦役にあたって、ブレイドウィーバーとして従軍した氏は、羅刹たちに捕らえられ、短い捕虜生活を終えたあと、手記を書いた。 退歩したエルフこと被追放者たちは…

ブラッドプロフェトの物語

私が砂漠に来たのは、幻聴を鎮めるためだった。 通過儀礼のとき以来、寝ても覚めても、複数の声が聞こえ、私を苦しめる。訳が分からないままやつれていき、ビラクトゥの長老たちは、私のことを気が触れたと断言した。彼らは武器を抜いたが、神秘歌手は場を治…

ブレイドウィーバーの物語

ブレイドウィーバーには長い歴史があり、三つの時代をさかのぼることで、ようやくその起源をかいま見ることができる。白夜時代において地界はまだ若く、誰も死という概念を知らなかった。太陽がなく、時間さえもない時代に、剣を振るうエルフの達人たちは、…

ブレイドマスターの物語

これは、剣の書に記された古い伝承である。 それはまだ、神がみが地上で暮らしていたときのこと。最も若い神は、全父がもつ最後の子供として生まれた。彼はさまざまな名前で呼ばれている。ドライセン・ワンアイド、ドライセン・トゥルーサイト、あるいは真理…

ウェアベアの物語

悠久の地界は自然豊かで、そこには動物とヒトが住んでいた。しかし全父は、第一夜明けが来る前に動物を征服し、地界は今と同じ姿になったという。 だがよく覚えておけ。本来、動物とヒトの境界はあいまいだ。そしてヒトのなかには、両方の特質を表す者たちが…

ウェアラットの物語

こっけいな話がある。吟遊詩人は、緑豊かな森と晴れ渡った空について歌う。そして、善良な人びとと英雄も賞賛する。だが、おれは英雄に会ったことがないし、地界には美しい大理石がある一方で、汚物も存在している。人びとは汚いものから目をそらす。都市の…

ラットキャッチャーの物語

ああ、分かっている。俺から下水道の匂いがすることはな。見ての通り、体中が汚物まみれさ。人びとにいつも何を言われているか、それも知っている。この町では、俺と仲間たちが行くことを許されて、休める小屋はひとつだけだ。 爪のあいだにまで糞がはさまっ…

ダークナイトの物語

どの市場へ行っても、吟遊詩人はカンブリュワンの死を嘆き、彼の唱えた道徳論を賞賛している。カンブリュワンの功績は長く伝えられるべきだが、愚か者たちは過去を見てばかりで、現代の真理に気づいていない。ヒトの心魂に変化がなくとも、地界は変わった。 …

ナイトの物語

諸王時代の後期に、エルフの悪妖人たちは全父の最終布告を破り、悲涙戦役を起こした。しかし、人の子の諸王国は協力をおこたり、互いに争うことになる。エルフの侵攻だけでなく、オークと北方人の攻撃も受け、ヒトの諸王国は、次つぎと壊滅的な打撃を受けた…

アーチャーの物語

わたしの空と陸と海 わたしの月と星と森 風に乗って飛んで がやがや地面は忘れよう 故郷はなくなって 今日も眠れないから アノマニ人が歌い、遊牧民のホーワシ人にも伝えられた童謡より 十王国の成立よりもはるかに古い時代には、ヒトが興した大きな国のなか…