このわずらわしい生物は、グロボルドから派生した亜種のひとつに数えられる。厳しい豪雪地帯に生息し、北方人にプケトと呼ばれるこのグロボルドは、白い肌を持っており、体は白く長い毛に覆われている。低地に住む近縁種と同様に、この北極グロボルド(人の子の中には、彼らを軽視してスノウボルドと呼ぶ者もいる)は小さな部族を構成し、物資の確保には襲撃を手段とする。
北極グロボルドには、温暖な地域に生息する近縁種よりも高い知能を持つ傾向があり、積雪地において、彼らの白い体毛には迷彩効果もあるといえよう。彼らは不意打ちを好んで行うが、獲物を崖に誘いこみ、谷底に突き落とす姿も見られた。
生息地:豪雪地帯
生態:攻撃的で部族社会を作る
危険性:低い
用語一覧
《く》:グロボルド(Grobold)、グロボルド[北極](Arctic Grobold)
《ひ》:人の子(Son of Men)
《ふ》:プケト(Pukjet)
《ほ》:北方(North)、北方人(Northman)
《ゆ》:雪ボルド(Snow-bold)