シャドウベインの背景世界

MMORPG、Shadowbaneがもつ舞台設定の翻訳

ウルフ[凶暴](Dire Wolves)

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 ウルフの中で最も大きく、恐ろしいこの凶暴ウルフは、最高の戦闘能力を持つ動物の一つに数えられる。凶暴ウルフの大きさは馬と大差がなく、彼らの群は、北方の寒冷地で巨大なマンモスさえも引き倒してしまう。彼らの毛皮は、矢を通さないほど丈夫であり、力強い脚で非常に速く走れるが、幸いにも、その速度を長時間維持することはできない。凶暴ウルフは高い知性を持っており、彼らが持つ牙のように鋭い直観は、この獣を容赦のない狩人にさせている。
 狩猟神ケーナリュンは、凶暴ウルフを猟犬にしていたといわれており、現代でも、秀でたハンツマンが大きなウルフを連れている場合がある。過去には、不滅帝国の妖人王たちが巨大な犬舎を建ち並ばせ、凶暴ウルフを調教し、警備兵や猟犬として役立てた時期があった。獣主たちが敗北した後、凶暴ウルフは脱走して原野に住み着き、今も恐れられている。
 最も年を取り、大きくなった凶暴ウルフには言語能力があると信じられており、このようなウルフがヒトの姿に変身し、ヒトの生活圏に紛れ込んでいると考える人の子もいる。これらのウェアウルフは、魔界の手先として悪事と破壊活動を行うと噂されている。公平を期すため、今回の調査旅行では、そのような事例が確認されていないことを記しておく。

 

生息地:森林、山地、寒冷地
生態:攻撃的で群を作る
危険性:高い

 

用語一覧

 

《う》:ウェアウルフ(Werewolf)、ウルフ(Wolf)、ウルフ[凶暴](Dire Wolf)

 

《け》:ケーナリュン[狩猟神](Kenaryn the Hunter)

 

《し》:獣主(Beast Lord)

 

《は》:ハンツマン(Huntsman)
《ひ》:ヒト(Human)、人の子(Son of Men)
《ふ》:不滅帝国(Deathless Empire
《ほ》:北方(North)

 

《ま》:魔界(Chaos)、マンモス(Mammoth)

 

《よ》:妖人王(Elflord)