シャドウベインの背景世界

惜しくもサービスが停止されたオンラインRPG、Shadowbaneに関する世界設定の翻訳

チャネラー(Channeler)

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〈元素を織る者〉

 

 天地創造のさいに、全父は力づよい声で歌い、かれの歌は実体になり、実体は実在を成したと記されている。実在からは複数の原型が生起し、実体の諸糸は、混沌から秩序をもたらし、闇から光をもたらす、創造織布を形づくった。やがて、全父の子供たちは、原型を意味づけるために生まれた。そして、かれらだけが、自分たち自身が、原型の奴隷かつ主人であることを発見した。

 

 複数の時代において、生命織布を研究した者たちがいる。術者視覚に恵まれた者たちは、錯覚の覆いに隔てられないため、賢者に力線と呼ばれる創造糸を研究した。やがて、研究者たちは創造糸の本質を解明し、物質と活力の両者における全部が、常に運動していることを発見した。土と風および火と水ならびに霊の、元素における諸力は五つある。それら同士が絶えず結びつくことにより、地界における全無生物と全生物の、両方が形づくられている。つまり、力線は、運動における導管として機能しているのである。
 古代の熟練した術者たちは、元素における流動の速度を上下させたり、その進行方向を変化させられるようになった。とはいえ、かれらの歌唱は、全父による偉大な紡織歌の残響にすぎない。このようにして、新しい種類の呪芸が考案され、地界において最も強力な術者である、チャネラーが生まれた。チャネリング術は現代でも学ばれている。その熟練者たちは火を呼びおこし、水上を歩き、地震をおこし、ワシのように風に乗る。

 

 ヒーラーたちおよびメイジたちのうち、元素を操る者たちの全員が、チャネラーを自称する。各元素は異なる技能をもたらすが、各元素の利用には異なる訓練が必要になる。チャネラーたちは、四つの元素のうちならば、どれからでも諸技能を得られる。
 しかし、二ついじょうの元素に対して、完璧な操作方法を修得するためには、時間と才能が不足することになる。したがって、大部分のチャネラーたちが、一つか二つを選び、特定の元素を重視する。つまり、土か火もしくは水か風の、どれかを完璧に利用できるようになる。得られる諸技能は、元素ごとに異なる。土は筋力と頑丈さ、水は機敏さと感情操作、風は知識と運動、火は創造と鼓舞および破壊である。霊の利用は、チャネラーたちが得意としておらず、かれらのうちでそれを完璧に修めた者は、一人も現れなかった。

 

[対応する種族]
アルフボーンイレケイエルフシェイドネフィリムヒト
[対応する素質]
ヒーラーメイジ
[対応する資格]
アーチメイジエンチャンターコマンダーコンジュラーサンクティファイアサンダンサーシュラウドボーンダークスウォーントラヴェラーバトルメイガスブラッドプロフェトブレイドウィーバーラットキャッチャー

 

用語一覧

 

《か》:風(Air / Wind)
《け》:賢者(Wise)、元素(Element)
《こ》:混沌(Chaos)

 

《し》:時間(Time)、実在(Form)、術者視覚(Magesight)、呪芸(Magic)
《せ》:生命織布(Tapestry of Life)、全父(All-Father)
《そ》:創造糸(Thread of Creation)、創造織布(Tapestry of Creation)

 

《ち》:地界(World)、秩序(Order)、チャネラー(Channeler)、チャネリング術(Channeling)
《つ》:土(Earth)
《て》:天地創造(Beginning)

 

《ひ》:火(Fire)、ヒーラー(Healer)、光(Light)
《ほ》:紡織歌(Song)

 

《み》:水(Water)
《め》:メイジ(Mage)

 

《や》:闇(Shadow)

 

《り》:力線(Leyline)