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シャドウベインの背景世界

惜しくもサービスが停止されたオンラインRPG、Shadowbaneに関する世界設定の翻訳

ファイター

素質

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―武勇の道―

 

 戦場に身を置き、武勇を競う者たちの起源は太初の黎明よりもさらに古い。彼らはファイターと呼ばれ、闘争に満ちた歴史の中で常に重要な位置を占めた。
 現代には諸小国の騎士や大侯の兵士、遊牧民の弓士や北方の蛮族などがいる。身に着ける武器や防具、さらに武術の様式やそれらの発祥した場所がどれほど異なろうとも、彼ら全員がファイターであることには何の違いもない。富と名誉を目的として、あるいは殺人自体を楽しむためだとしても、すべてのファイターが死を賭して戦う。

 

 ファイターは自分の筋骨隆々な肉体を信頼しているため、速やかに決断を下し、行動に移せるが、そうでない者たちの中には、彼らのことを知恵の回らない横着者と呼んで批判する向きもある。思慮が足りない者たちは、ヒーラーの献身、メイジの知識、ローグの感覚などを熟達させていく方が、ファイターとしての生き方よりもはるかに難しいと主張している。
 愚か者たちは、剣士を父に持つメリッサル市の子供たちについて知るべきである。彼らは五歳のときから稽古を始め、一日も休まず八時間の鍛錬に励む。ゲンドの郷士たちがイチイの長弓を使い、一分間に二十本の矢を撃つことも覚えさせなければいけない。

 

 ファイターにとっては武器の扱い方を習熟することが特に重要であり、達人の域にまで達した者たちが武器を振るえば、その威力はどんな呪術にも劣らない。
 歴史上の戦いを見ても、最前線に立ち、必死で戦う役目はメイジやヒーラーではなく、ファイターが務めてきた。混沌界もしくは虚無界の軍団が再び地界の存続を脅かすときが来たとしても、それは変わらないだろう。

 

 ファイターには集団の指揮を執る傾向があり、そのような気質と才能を兼ね備える者は大勢の兵士たちからなる軍を興し、国家を打ち建てるだろう。悪の栄える現代には強力な指導者が強く求められている。
 最も偉大なファイターとして歴史に名を残した大王は、剣を掲げる人物として地界に広大な王国を築き、平和をもたらした。皮肉なことに、大王の死は無秩序化を招いたが、それはただ一人のファイターに地界の命運が握られていたことの表れでもある。

 

[対応する種族]
アエルフボーンアラコイクスイレケイエルフケンタウロスシェイドドワーフネフィリムハーフジャイアントバンパイアヒトミノタウロス
[対応する生業]
ウォーリアーウォーロッククルセイダーセンチネルテンプラーバーバリアンハントレスレンジャー

 

固有名詞一覧

 

《き》:虚無界(Darkness)
《け》:ゲンド(Gend)
《こ》:混沌界(Chaos)

 

《し》:小国(Petty Kingdoms)

 

《た》:大王(High King)、大侯(War Lords)、太初の黎明(First Dawning)
《ち》:地界(World)

 

《ひ》:ヒーラー(Healers)
《ふ》:ファイター(Fighters)
《ほ》:北方(Frozen North)

 

《む》:無秩序化(Sundering)
《め》:メイジ(Magi)、メリッサル市(Mellissar)

 

《ゆ》:遊牧民(Horse Nomads)

 

《ろ》:ローグ(Rogues)