シャドウベインの背景世界

MMORPG、Shadowbaneがもつ舞台設定の翻訳

トファリオン・ノルドヤール(Tophalion Noldyar)

 術者であるトファリオンは、エリアンネス・レイスロックの弟子として、かれにとりわけ愛顧された。仲裁学者とも呼ばれるエリアンネスが殉教したときに、かれを腕に抱きかかえた人物は、トファリオンであった。トファリオンは、エリアンネスの理想を実現させるために、長いあいだ活動してきた。天変地異がおきたあとのトファリオンは、不滅帝国の復興を妨害しつづけてきた。
 トファリオンは、ティアテレンセリル国の復活を聞いたときに、同国の統治者についても知り、大きな衝撃を受けた。その人物とは、長いあいだ行方不明になっていた兄弟こと、ヴァルレティアであった。かれは、エルフとしての種族意識を再燃させていたのである。
 ヴァルレティアの強力な呪術に守られたことで、トファリオンは、モーロック逸脱神が向けてきた疫病に耐えた。その後、トファリオンはヴァルレティアの印章指輪を見つけ、それを枯渇島にある避難所へ持ちこんだ。避難所に来たトファリオンは、仲裁学者たちで構成される小さな教団を育てた。そして、強大な力をもつ呪文石を使って、印章指輪を冥界へ設置することにより、同指輪を地界から除去した。

 

用語一覧

 

《う》:ヴァルレティア(Valletir)
《え》:エリアンネス・レイスロック(Erianneth Wraithlock)、エルフ(Elf)

 

《こ》:枯渇島(Blighted Isle)

 

《し》:呪文石(Spellstone)

 

《ち》:地界(World)、仲裁学者(Conciliator)
《て》:ティアテレンセリル国(Tir Telentheril)、天変地異(Turning)
《と》:トファリオン・ノルドヤール(Tophalion Noldyar)

 

《ふ》:不滅帝国(Deathless Empire

 

《め》:冥界(Void)
《も》:モーロック(Morloch)