シャドウベインの背景世界

惜しくもサービスが停止されたオンラインRPG、Shadowbaneに関する世界設定の翻訳

ケンタウロスの物語

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 神聖巻物を持ってきて、それらを高く掲げなさい。ひもをほどき、中を見なさい。そこには、種族の始まりが記されている。古びた文字と文章によって、勇者と賢者の偉業は、永遠に生きつづけるだろう。物語に耳をかたむけなさい。倒れた英雄と滅びた閥族の鳴らす、ひづめの音は今もこだましている。そよ風に耳をかたむけなさい。聞こえるパラゴーンたちの声は、私たちを導き、栄誉と名声を獲得させる。
 人の子よ、あなたは知識を求め、ここまで来た。私は喜んで、それを伝えよう。私たちは、万物の父がした予告を受け、あなたの種族が誕生するときを、長いあいだ待った。ティターンたちが生まれると、私たちは、その知らせを大いに喜んだ。
 よく聞き、学びなさい。かつて私たちの長老は、二回にわたって、あなたたちと所見を共有した。私たちも地界の最期まで、彼らと同じように、あなたたちと接する。準備はよろしいか。私はとどこおりなく、あなたの学習が進むことを、全父に祈ろう。

 

 物語は長く、栄光と絶望に満ちている。しかしケンタウロスの全員が、歴史を知っていて、今も野獣監視をつづけている。真理なくして、信条を定められるだろうか。英雄たちの手本なくして、名誉を求められるだろうか。
 私の話を聞いて、私たちの父、ケーナリュン神が私たちに課した、至上命題について学びなさい。未来のことは、私たちに知る由もない。だからこそ私は、喜ばしく栄光ある過去に、目を向けよう。巻物をわきに置きなさい。私はそれらを必要としない。加齢によって、私の目は衰えた。だが安心しなさい。これから話すことは、私が実際に見てきたものだから。

 

 私たちの種族が白夜の下で生まれた、直前の出来事、天地創造を振り返ろう。説明することの多くが、あなたたちヒトに、狩猟神として知られる神、ケーナリュンのものである。
 狩りを愛した彼は、護衛神でもあった。地界の創造以前に起こった戦いは、激しいものである。全父は統御神コラウールの攻撃によって、血を流しさえした。だが、ケーナリュン神が矢を射ると、魔界の兵士たちは次つぎと討ち取られた。最も勇敢な同胞神、ケーナリュン神によってコラウールも討たれた。このとき以来、この魔神が持っていた槍、カラーンテュールはケーナリュン神のものとなる。
 地界が作られたばかりで、空虚だったとき、ケーナリュン神は全土を駆けめぐり、星ぼしのあいださえも駆けた。ブライアラ女神が目覚め、地界が花開いたとき、狩猟神は、サエドリルこと白銀月におもむく。そこでは、のちに私たちの母となる、サエドローン女神が、氷の柱に閉じ込められており、死んだように眠っていた。
 ケーナリュン神の流した、熱い涙によって氷は溶け、彼の美しい声を聞いて、運命神は目覚めた。こうして、私たちの父と母は出会ったが、二人のあいだには障害があった。

 

 ケーナリュン神は自分の主人、ヘルゲローン神に奉仕するため、アエアインスに戻ることを望んだ。ヘルゲローンとは万物の父の別称であり、エルフは彼のことを、パンダルリオンと呼んでいる。しかしサエドローン女神は、サエドリルの外では生きられないため、彼女は、氷の宮殿から出たがらなかった。
 ケーナリュン神は自分たちの子供が、アエアインスで生まれるべきだと言った。白銀女神は悩んだあと、ケーナリュン神の要望に応じ、空から降りる。こうして最初のケンタウロスたちが、アエアインスで生まれた。
 彼らはパラゴーンと呼ばれ、武芸を得意とし、実直な性格をもっていた。そのうえ、血管には神がみの血が流れていた。アエアインスの地表に、彼らと並ぶ者たちは、二度と現れないであろう。雷馬エンノーン、オルローイ・シャドウチェイサー、ナンドラ・ゴールデンコート、トリリウス・トゥルースピア。彼らの他にも、多くのパラゴーンたちがいて、最古閥族は大地を駈けた。
 勇者たちの貫録は、偉業によって示される。

 

 私たちは、母から分別と読み書きを教わり、今日まで伝えてきた。一方で、私たちのいとこであるシーたちは、彼女から、より多くのものを受け取った。だがパラゴーンたちは、それをねたまなかった。
なぜならケンタウロスたちは、まぎれもなく、ケーナリュン神の子供だからである。
 ケーナリュン神の次に、全父に忠実な鍛冶神トゥーリンは、パラゴーンたちに、石と鉄の加工技術を教えた。私たちの目は、最古種族ことエルフに比べ、劣っていたが、トゥーリン神は、火の秘密を教えてくれた。それ以来私たちは、灯籠とたいまつを使い、夜の闇を退けている。
 ケーナリュン神は、私たちに狩りの技術と、追走の楽しさを教えてくれた。槍と弓の扱い方も、彼から教わったものである。狩猟神は歌と競技、さらに宴会も教えてくれて、私たちは、神がみが地上におわす白夜時代を、大いに楽しんだ。

 

 私たちは、ケーナリュン神から教わったもののなかで、二つのことを重要視している。ひとつ目は、地界における私たちの役目であり、早い段階で学んだ。なぜなら白夜の下にいたのは、地界の子供たちだけでなかったからだ。野獣たちは沼地と茂み、および森に潜んでおり、ときおり姿を現す。ケーナリュン神は私たちに、野獣を狩らなければならないことを教えた。
 「野獣とは」ケーナリュン神が言う。「神がみが生んだものではない。そして、野獣の主人たちはおぞましく、不実な存在である。全父をふくむ七大神は、野獣が堕落しうるように、手を加えた。これにとりつかれた者は、熊の霊獣と狼の霊獣、さらに猪の霊獣と蛇の霊獣と同じような、野蛮さと残忍さをもってしまう。地界の子供たちのなかで、ケンタウロスは、管理と保護の役目を与えられた。だからおまえは、人びとから野獣を遠ざけねばならない」
 こうして私たちは野獣監視者となり、今日でも任務に当たっている。ではケーナリュン神による、もうひとつの教えはどのようなものか。それはエンノーンの疾走と呼ばれ、現在まで伝えられてきた。これは当時の説話で、最も重要なものである。

 

 雷馬エンノーンは、私たちの種族で最も優れていた。女神から最初に生まれたのは、エンノーンであり、最初のティロースになったのも、彼である。勇ましく、武術に優れていたエンノーンのことは、無数の伝承となり、四本脚の種族で、彼より速く走れる者は、いなかった。かつてエンノーンは、ケーナリュン神の弓から放たれた矢を、見事追い越して、自分の速さを証明したこともある。
 しかし、才能に恵まれたことで、エンノーンは、横柄な人物になってしまった。エンノーンは兄弟たちに挑み、腕力や走る速さを競って、やすやすと勝利した。しまいに彼は、シーたちの暮らす森に行って、いとこである彼らを侮辱し、体面を傷つけた。
 一人のシーがエンノーンと戦い、エンノーンは後ろ脚で、彼女を蹴り飛ばした。このエルフ、ギルレスティン・キーンアイズは怒り、すかさず弓を射た。放たれた矢は、エンノーンの顔をかすり、彼の完璧な顔立ちには、傷ができた。この最古出血によって、アエアインスの大地に、はじめて血が落ちると、神がみは、すぐさま行動を起こした。

 

 ケーナリュン神はエンノーンをしかり、彼の横柄さをたしなめた。
 「おれは相応に振る舞っただけだ」生意気なティロースは言う。「どのパラゴーンもシーも、おれの強さにかなわないから、誰もおれに逆らうべきでない。ケーナリュン神よ、あなたさえできないことを、おれはやってみせよう」
 ケーナリュン神は顔をしかめたが、すぐに笑顔を見せた。「息子よ、おまえは私よりも強く、速く、賢いと言うのだな。ならば風を追いかけ、捕まえて、生かしたまま、私のところに持ってきてみせよ」エンノーンは笑い、挑戦を受けた。走り出したエンノーンの速さは、まるで雷のようであった。こうして、エンノーンの疾走がはじまる。
 全父は、まだ時間を作っていなかったので、どれほど長いあいだ、エンノーンが走っていたのかは分からない。とはいえ、短いものではないだろう。氷の柱が立ち並ぶ、北の最果てから、南の蒸し暑い沼地まで、うぬぼれ屋のエンノーンは走った。
 このとき最初のティロースは、風駆け技法を学んだ。そして、道徳にもとづく自尊心と、道徳に反する尊大さについて、違いを知った。さらに、強さよりも正当性が大事なことと、名誉だけにより、栄光がもたらされることを学んだ。エンノーンが、仲間たちのもとに戻ってきたとき、彼は、彼のもつ強さと速さに同等の、分別を獲得した。
 エンノーンは涙を流しながら、ケーナリュン神の前にひれ伏し、そのあと、シーたちに謝るべく、彼らのもとへ走った。エルフたちの王、ギリアンドールは、エンノーンにされた中傷を許した。ほどなくして、ギルレスティンとエンノーンのあいだには、友情が芽生えた。のちに、彼と弓を得意とするシーは、たびたび、狩りと冒険に連れ立ったそうだ。
 しかし、すべてのエルフが、エンノーンを許したわけではなかった。エルフは、ケンタウロスを信用しなかったため、両種族の関係は悪くなっていく。エンノーンは最期の日まで、顔の傷を過ちの印とみなし、自分の父を二度と疑わなかった。パラゴーンたちと、彼らの血を引くケンタウロスは、いつも力を尽くし、エンノーンの手本に習わなければいけない。

 

 長期白夜において、エンノーンは多くの偉業を成し遂げたが、それらには悲しみもふくまれていた。なぜなら私たちは、エンノーンの最期も知っているからである。仲たがいしたあとケンタウロスは、シーから離れた場所で暮らしていた。しかし、ドラゴンが地底から現れたとき、被害を受けたのは、エルフだけでなく、ケンタウロスも同じだった。
 地震と暴風で諸都市が損壊したとき、ケーナリュン神は最古閥族を招集した。そして、得体の知れない危機が来ることを、大声で言った。私たちの父による先導で、私たちは平原を、風を切りながら走り、エルフたちの救援に向かった。
 その途上、ドラゴンが遠くではいた炎が、強烈な光を放ち、パラゴーンたちの目はくらんだ。そして彼らは、黄金月が炎に覆われたのを目撃し、ウォリアンドラ女神の叫び声を聞いた。異変に遭遇した彼らの心は、絶望に満ちたが、すぐにそれは恐怖へと変わった。なぜなら、ウォリアンドラ女神の叫び声と重なるように、サエドローン女神も苦しみ、絶叫したからである。
 そのとき、白銀月に黒いしみが生じ、その邪悪な何かが、アエアインスにある私たちの、損壊した諸都市に向かって、落ちてきた。両女神の叫び声と、サエドローン女神がもった子供たちの号泣で、エンノーンとパラゴーンたちは心を痛めた。
 ケーナリュン神は「おまえたちは街に戻れ。私は主を助けに行く」と言った。そして彼は、ドラゴンを退けるべく、強力な槍を握りしめ、流星のごとき速さで、遠くへ走っていった。エンノーンとパラゴーンたちが、急いで街に戻ると、そこで待ち構えていたのは、グラロクールだった。
 ここで起こった戦いについて、詳しくは話さないが、容赦してほしい。私が言えることは、この悲惨な戦いで、種族の半数が死に、雷馬エンノーンも死んだことだけだ。パラゴーンたちの力をもってしても、グラロクールを殺害できなかった。しかし、重傷を負わせることには成功し、グラロクールは原野へ逃げていった。

 

 ケーナリュン神がヘンナンガルロラヒの平原から、最初の都市に戻ってきたとき、彼の絶望と怒りは、際限なく高まった。亡くなったエンノーンをたたえ、彼を埋葬したあと、狩猟神は、空に向かって雄たけびをあげ、復讐を誓った。こうして暴食獣を討つための、無期狩猟が始まる。多くのパラゴーンたちが、ケーナリュン神に追従したが、十分な速さと賢さをもち、父についていけたのは一握りだけだった。
 無期狩猟は今日でもつづいており、毎年、カレダン競技の優勝者たちが、閥族を離れ、ケーナリュン神の狩りに参加する。短命人たちは、今までにケーナリュン神とグラロクールが、何度も戦ってきたことを知らない。大勢の狩人たちが、怪獣の爪に引き裂かれてきたことも、分からないはずだ。
 終末が訪れたとき、無期狩猟は終わり、ケーナリュン神とグラロクールは決戦を行い、アエアインスの運命が決まるだろう。ケンタウロスたちは、最初の時代から現代まで、最後の戦いに備え、訓練にはげんできた。

 

 では、サエドローン女神はどうなったのか。双子の姉妹である、ウォリアンドラ女神が死んだとき、サエドローン女神は、大きな苦痛を感じた。その苦痛は、彼女を狂気におとしいれ、さらにグラロクールを生み出した。愛する妻の苦しみを知って、ケーナリュン神は心を砕かれ、それ以来、私たちの父と母は、ほとんど話してくれなくなった。
 グラロクールを追い払ったあと、パラゴーンの賢人たちは、母を助けるべく、シーの白船で、白銀月に向かった。そこで彼らは、眠りながら怒鳴ったり、わめいたりしている、私たちの母を見た。どれだけ手を尽くしても、サエドローン女神は落ち着かず、一方で彼女は、恐ろしい予言を口走ったそうだ。言い伝えによると、それは十三災厄と呼ばれている。現代までパラゴーンの賢人たちは、その内容を秘匿してきており、口外しなかった。誰かから聞ければよかったのだが。
 サエドローン女神が、眠りから目覚めたとき、彼女は別人になっていた。パラゴーンたちを、銀色の宮殿から追い払った彼女は、もはやサエドローン女神ではなく、闇夜の母だった。そして、闇夜の母は彼らに、とりわけ醜いおまえたちは、私の子供でないとさえ、言い放った。私たちは今でも、母のことを覚えているし、たたえている。しかし、彼女について歌うことは、ほとんどなくなった。

 

 私たちの生き方は、大きく変わる。太陽が生まれたあと、閥族はひとつから大多数に分かれた。各集団はティロースに統率され、皆が原野で野獣を狩り、さらに暴食獣の痕跡を探した。太陽がアエアインスに照りつけると、砂漠が生まれ、私たちの土地とエルフの土地は、大きく引き離された。
 私たちが地界の子供たちから、離れて暮らしているのは、ケーナリュン神によって、ここでの居住を定められたからである。アエアインスが脅威にさらされるたびに、閥族は活躍し、歴史に跡を残してきた。

 

 白夜時代の終わりが近づいたとき、シーは全父に反乱を起こした。遠く離れた私たちの諸都市でも、エルフの悪行は知られ、ドラゴンの目覚めで、彼らの魂が毒されたことに、私たちは絶望した。私たちは長いあいだ、その争いに干渉しなかった。しかし、不滅帝国は霊獣たちと契約を結び、それを知ったティロースたちと諸閥族は、行動を起こす。
 私たちの密偵が見た、皇帝シルレストールは軽蔑に値した。エルフたちは、祖先の遺産を否定して、霊獣たちを、自分たちの父と信じたからである。この許されざる罪は、とうてい我慢できるものではなく、集結した諸閥族は、いとこのエルフに対し、戦いを始めた。エルフたちは悪魔だけでなく、元素精霊も呼び出し、さらに霊獣たち自身も、戦場に現れた。彼らの戦力はあまりにも強大で、パラゴーンたちは苦境におちいった。この戦争で、すでに亡きエンノーンの仲間たちも、大勢が死に、私たちの種族はグラロクールの出現に次ぐ、大きな被害を受けた。
 エルフの呪術は強力だったが、私たちの信仰は揺らがなかった。閥族の元帥、ゴラダル・グリムヘルムは天才的な戦術で、エルフを敗走させた。一方でオルローイ・シャドウチェイサーは原野を疾走し、私たちの父を探した。オルローイは狩猟神を見つけ、連れ帰ったが、彼でさえも一人の神にすぎず、徒党を組んだ霊獣たちには、かなわなかった。すべての希望がついえ、ゴラダルは全軍に誇り高く戦い、死ぬことを命じた。
 しかし、私たちの信仰と道義心は報われた。全父ヘルゲローンが天使たちをともなって、アエアインスに帰来したからだ。彼の怒りによって、霊獣たちは成敗され、不滅帝国は敗北した。冒とくを行ったエルフたちは、厳しい罰を受け、回心させられた。生き残った少数のケンタウロスは、広大な平原に引き揚げ、ふたたび、野獣監視と無期狩猟の任務に就いた。

 

 長くかかったが、かつての軍事力と栄光は取り戻された。とはいえ、私たちは精進に努め、怠けることはなかった。全父が時間を進行させ、太陽に動きを与えたとき、ケンタウロスは喜び、彼の名前をたたえた。その後すぐに、新しい時代で生まれたケンタウロスが、寿命で死ぬことが判明したが、それでもパラゴーンは、全父をたたえた。
 その後、私たちの密偵と狩人は、太陽の出現と同時に生まれた、灼熱砂漠を見つけた。そして、太陽がアエアインスにもたらした脅威は、よく知られるようになった。グラロクールと霊獣成敗は、私たちに、犠牲の必要性を自覚させた。
 私たちは新しい時代の初期に、アーダン国のティターンたちと出会った。そして、原野を放浪していた彼らに、弓の扱い方と狩猟を教え、戦い方も学ばせた。さらに、全父のことを教え、ドラゴンの出現と霊獣成敗に加え、エルフの裏切りも伝えた。
 私たちはトゥーリン神の子供である、ドワーフたちとも出会う。彼らの種族がもつ気質は、私たちに最も近いものであった。いつしか、アーダン国のヒトと不滅帝国のあいだには、争いが生じた。しかし、草原にいた私たちと彼らのあいだは、砂漠で隔てられていたため、私たちの注意は向かなかった。
 最初の夜明けが起きたあと、ティターンが現れたが、かつての私たちは、彼らより、はるかに卑劣な存在とも遭遇していた。

 

 長い白夜の時代に、放浪していたパラゴーンたちは、奇妙かつ壮観な場所を発見した。このとても古く広大な施設は、いくつもの金字塔(ピラミッド)と、多数の石碑から成り立っていた。知られざる土地で、石を四角錐状に積み上げ、作られた高い建物は、ブライアラ女神の目覚めよりも、古いもののように思えた。ケーナリュン神でさえも、誰の手によるものか、分からなかったそうだ。
 私たちは、この場所が不吉なものに思えたので、監視することにした。すると時間が始動して、孤立した施設の建築者たちは、眠りから目覚めた。すぐさまこの二足歩行する、背が高い爬虫類は、おぞましい武器と呪文で、私たちを攻撃してきた。そして、大勢のケンタウロスが、この古い怪物たちに捕らえられ、捧げ物にされてしまう。私たちは彼ら爬虫類が、ドラゴンを崇拝し、自分たちを、その子供だと認識していたことに、大きな衝撃を受けた。
 すぐにいくつもの閥族が集まり、新しい敵と戦うべく、彼らのいる場所へ向かった。戦いは数年におよんだが、私たちの道義心は、勝利をもたらした。私たちは彼らの僧侶を、すべて剣で始末し、彼らの図書館と都市を焼き払った。
 だが私たちは、勝利に酔うことなく、敵を哀れんだ。諸閥族の元帥であり、最後のパラゴーンでもあった、トリリウス・トゥルースピアは、爬虫類の生き残りを殺さなかった。爬虫類の戦士と家来は、精強かつ勇敢だったが、自分の主人たちがもつ、邪悪な信仰については、ほとんど知らなかった。だからトリリウスは、彼らの生存を許した。
 爬虫類の神権政体は崩壊し、生き残りの子孫たちは野蛮になり、沼地と密林にとどまっている。爬虫類はまだ恐ろしい存在であり、彼らの領域に侵入する者は、ことごとく攻撃されるだろう。しかし今のところ、彼らはアエアインスの脅威ではない。もしも状況が変われば、私たちはふたたび戦争を始めるために、すぐさま駆けつけるだろう。

 

 このころには遠く離はなれた場所で、アーダン国のヒトと、エルフのあいだにも戦争があったようだ。一方で、多くの閥族が灼熱砂漠に攻め入り、狂気を理由に、エルフから見捨てられた人びとと戦った。彼らはドラゴンの崇拝を始めた、ハリーンビーリと呼ばれる者たちであった。
 トリリウス・トゥルースピアは、アーダン国から追放された、邪教徒との戦いで命を落とした。このウィザードたちは、魔界門の開放をたくらんでいたそうだ。最後のパラゴーンは死んだが、彼の偉業は、歌と巻物のなかで生きつづけるだろう。実際に、すべてのケンタウロスが範例にならい、英雄たちを目標に、希望をもって日びを過ごした。
 昼中時代は長く、大半の期間において私たちは、平和と安寧を享受した。あるとき私たちは、エルフのくびきから逃れ、放浪していたヒトたちこと、脱走者の一団を見つけた。彼らは自分たちの境遇を話し、私たちは彼らが忘れていた、法律と全父への信仰を教えた。賢者たちはサエドローン女神の予言を調べ、疑問の答えを見つけた。エルフの供儀呪詛によって、アーダン国が滅び、ヒトとティターンたちは衰弱化したのである。
 私たちはアーダン国と彼らの歴史について、知っていることをすべて伝え、彼らが報復できるように、武具を身につけさせた。ヒトが、かつての主人たちを襲撃したとき、そのそばには数多くの閥族もいた。ヒトの指導者は、当時最強といわれたケンタウロス、猟師ヒュルコースによって鍛えられた、解放者トーバガウであった。
 諸閥族は四散していたため、ヒトの誓いを周知するには、数年の歳月を要した。使者たちが各地を駆け回ったことで、エルフの妖人軍団と戦い、決着を着けるために、ケンタウロスの諸軍団が終結した。しかしそのあとの戦争は、私たちが予期していたものと、大きく違っていた。

 

 あなたは歴史を学んでいるのだから、イレケイと魔界門についても、知る必要がある。私の気持ちは沈むが、災禍戦役のことを教えよう。
 この壮絶な戦いで、無数のケンタウロスが死に、悪魔たちによって、多くの都市が破壊された。苦しい戦局をくつがえすべく、たくさんの英雄たちが現れたが、彼らの大部分が命を落とした。魔神たちはアエアインスの体をゆがめ、地界の子供たちも絶滅の危機に瀕した。賢者たちは私たちの父、ケーナリュン神に救いを求めたが、狩猟神は姿を見せず、彼が悪魔に敗れたことが、危惧された。

 

 評議会に集ったティロースたちの大半が、勇敢に戦って死ぬことだけが、種族にとって最良の選択だと考えた。ウァルゴースという名前の若いティロースが、最後に発言し、歴史が変わる。ウァルゴースは古い時代のように、全種族が友情を築き、協力し合うことだけが、唯一の希望だと主張した。議員たちは彼に賛同し、重要な任務が始まった。
 諸閥族が戦う一方で、密使たちは十年近く、悪魔のうごめく戦場を横切り、アエアインスの指導者たちに同盟を呼びかけた。その運動は困難で、論争をともなうこともあったが、ついにウァルゴースは、地界同盟を成立させた。
 人の子はすぐさまやって来て、ジャイアントさえも参加した。最後に加わったのはエルフだが、彼らはまだ意地の悪さを捨てていなかった。残念ながら、ドワーフたちは彼らの砦にとどまり、姿を見せなかった。もしもドワーフたちがいれば、戦局に大きな影響を与えただろうに。

 

 地界同盟は私たちによる大きな成果だったが、その成立は遅すぎた。魔神たちの人数はあまりにも多く、そのうえ彼らは強大だった。私たちの将軍たちは、運命の剣ことシャドウベインが取り戻され、その知らせが届いたとき、大いに喜んだ。しかしエルフは、剣を手に入れたべレグントから、それを強奪した。この悪事は剣を喪失させる原因となり、悪魔たちによって、地界同盟は壊滅に等しい状況まで追い込まれた。
 すべての希望が失われたようにみえたが、獣主成敗のときと同じように、アエアインスは救われた。全父ヘルゲローンがふたたびアエアインスに現れ、彼の力と天使たちをまえに、敵の軍勢はなすすべがなかった。主人である全父のそばには、ケーナリュン神もいて、ケンタウロスがもった父のもとに、私たちはふたたび団結した。
 全父が、魔界の奈落にまで攻め込んだとき、先陣を切ったのは、ケンタウロスの精鋭たちであった。残念ながら、マローグ神の裏切りによって、彼らのほとんどが死ぬことになった。ウァルゴースは、この反逆神が斧を振り下ろしたときに、ヘルゲローン神をかばい、命を落とした。全父と彼に従う軍勢の大部分が、かろうじて不具神の罠から逃れ、脱出したあと、魔界門は閉じられた。

 

 戦いに勝利したあと、平原でヘルゲローン神は、閥族の勇気と分別をほめた。私たちが、アーダン国のヒトを助けたことに加え、地界同盟を成立させたことに、全父は喜んでいた。褒美として私たちは、平原の支配権をたまわったが、ヒトはすべての種族よりも、上位の存在とされた。エルフは全父の言葉にいらだったが、ケンタウロスは違っていた。私たちのいとこは本当に、全父がひいきする子供たちであるから、私たちは皆が、全父の意志に従った。
 ヒトよ、私たちにとって、あなたの種族は精力的だが、若くみえる。若くともあなたちには、誇れるものがたくさんある。だが、いきすぎた自尊心が傲慢さに変わることを、覚えておきなさい。あなたちはまだ、エンノーンの先例を学んでいないのだから。成長すれば、あなたたちに勝るアエアインスの支配者は、もはや現れないだろう。その日がすぐに来ることを、祈ろう。

 

 戦いに勝利したあと、平原でヘルゲローン神は、閥族の勇気と分別をほめた。私たちが、アーダン国のヒトを助けたことに加え、地界同盟を成立させたことに、全父は喜んでいた。褒美として私たちは、平原の支配権をたまわったが、ヒトはすべての種族よりも、上位の存在とされた。エルフは全父の言葉にいらだったが、ケンタウロスは違っていた。私たちのいとこは本当に、全父がひいきする子供たちであるから、私たちは皆が、全父の意志に従った。
 ヒトよ、私たちにとって、あなたの種族は精力的だが、若くみえる。若くともあなたちには、誇れるものがたくさんある。だが、いきすぎた自尊心が傲慢さに変わることを、覚えておきなさい。あなたちはまだ、エンノーンの先例を学んでいないのだから。成長すれば、あなたたちに勝るアエアインスの支配者は、もはや現れないだろう。その日がすぐに来ることを、祈ろう。

 

 私たちは人の子に助言し、諸王時代が始まると、相談役になることを依頼された。私たちの神聖巻物は、全父をたたえる神聖教会の設立に貢献した。私たちはヒトとエルフ、さらにケンタウロスが、教会のもとで統合されたとき、大いに喜んだ。
 今日でも私たちの多くが、教会で働いている。地界同盟が平和を維持したことで、全父の理想が実現し、諸王時代はおだやかなものになると思われた。しかし、この平和は長くつづかなかった。

 

 エルフは彼らの拠点に戻り、人の子はアエアインス中に散らばった。私たちケンタウロスは、原野と大平原に戻り、野獣監視を再開した。災禍戦役から三百年がすぎると、新しい脅威の影が、私たちを覆った。文明化した土地にグラロクールが現れ、この獣は、行く先ざきで破壊と殺りくを行った。ケーナリュン神は閥族の精鋭とともに、怪獣を追い払ったが、代償は大きかった。
 ケーナリュン神と閥族の成員たちが、大勢で怪獣を追いかける一方で、新しい脅威が原野の奥から現れた。霊獣成敗のとき以来、アエアインスから隠れていた霊獣たちが、地界に彼らの存在を示すための、新しい方法をみつけたのである。

 

 サエドローン女神の予言が明かされた。それによると霊獣たちは、彼らの平凡な子供たちに飽きて、新しい生物を生むことになっていた。彼らの敵である全父と、動物を混ぜ合わせた姿をもつ、醜い獣人のことである。狼と熊にこうもりとくずり、さらに多くの野獣たちにおいて、二足で歩くものが現れた。そして獣人たちは、彼らの持つ爪と牙で、地界の子供たちを襲った。
 ティロースたちはこの危険を、地界同盟の幹部たちに警告した。しかしエルフは、新しい野獣に幻想を抱き、神聖教会は行動が遅く、人の子は、彼ら同士の争いに熱中していた。だから私たちの閥族で、獣人と対峙する必要があった。ケーナリュン神の子供である私たちは、父に野獣監視を命じられたとき以来、この任務を怠らなかったのだから。

 

 狩りは長く、完全な勝利を得るまで、私たちの人数は、魔界の手先により大きく減少した。だが、私たちは獣人の諸国を破壊し、彼らの教団を滅ぼした。私たちはアエアインスの片隅にまで、獣人を追い込んだが、地界同盟の勢力圏から遠く離れたため、根絶やしにはできなかった。この勝利は完全なものといえないが、次に起きた戦争は、すばらしい結果となる。
 地界の子供たち皆が知るように、諸王時代の八世紀目には、マローグが魔界から帰還した。このときの彼は、憎しみと裏切りをともなう、新しい名前を名乗っていた。このおぞましい神は彼自身のために、化け物を生み出す。そしてオークとグロボルド、さらに強大なオーガが、アエアインスで大群をなした。しかも、少数のジャイアント部族と残忍なヒトだけでなく、ミノタウロスまでもが、邪悪な旗のもとに終結した。
 私たちはふたたび、地界同盟の幹部たちに警告し、今度は全員が応えてくれた。そして、前時代の大戦以上に大規模な、灰塵戦役が始まる。諸神の子供たちは団結し、終盤でケーナリュン神は、ティターンのトーヴァルドと協力して、決戦に挑んだ。彼らの援助もあって、モーロックは破滅に追い込まれた。
 だがこの勝利は、わずかな安寧しかもたらさなかった。なぜなら、古い時代の確執がヒト同士だけでなく、ヒトとエルフのあいだにも、不和をもたらしたからである。神聖教会は偏屈になり、私たちの賢者たちと教皇は、仲たがいするようになった。諸閥族は、エルフとヒトの争いに関与せず、いとこである両種族に対して、何の忠告も行わなかった。

 

 あまりにも早く、不滅帝国とヒトの十王国は開戦し、諸閥族は地界同盟から離脱した。ティロースたちの行為は、失敗だったと言える。この結果によって戦争は激化し、ケンタウロスたちは悲しんだ。ケンタウロスは口論と報復にあきれ、無期狩猟と野獣監視を再開した。
 私たちは父の教えに従っているのだから、自分たちの行動を、正当なものと認識していた。だがこの傲慢さにより、私たちは堕落した。私たちは自尊心を正しく発揮せず、重大な失敗を犯し、絶望におちいった。
 その後、サエドローン女神の第八予言が的中し、カンブリュワン王が死んだと同時に、アエインスは崩壊した。天変地異は、思いもよらぬ災厄をもたらした。疫病と孤立化、社会変動、不死者と新しい野獣の出現などである。

 

 地界が裂け分かれたあと、諸閥族は、自分たちが四散していたことに気がついた。それでも各地の賢者とティロースは、何をすべきか分かっていた。天変地異が、私たちの傲慢さを取りのぞいたのだから。
 もしも私たちが、エルフとカンブリュワンの関係を仲裁していたら、この災害は起きなかったのかもしれない。エルフとヒトの両方が、私たちがもった父の主人、ヘルゲローン神の子供である。それにも関わらず、彼らの傲慢さにいらだった私たちは、ケーナリュン神の子供だと言えるだろうか。
 エルフは敗退し、絶望していた。ヒトは苦境に立ち向かい、怒りに我を忘れていた。私たちはいつも、皆が別べつの道を進む。そして門は開き、私たちは悪を追い払うべく、表舞台に戻ってきた。

 

 私たちの運命は堂どうたるものだが、困難と悲哀をともなっている。しかし、私たち兵馬は不満をもたない。私たちがやらねば、誰がやるのか。混沌と深淵の両勢力は、常に血と魂をむさぼろうとしている。無期狩猟と野獣監視がなければ、この二大勢力は、すでに勝利していたかもしれない。
 現代における試練は、今までないほど困難であり、数多くの勇者と賢者が、来たる戦いで死ぬだろう。それでも構わない。ケンタウロスの歴史において、危機は珍しいものでなかったのだから。

 

 多くの人びとが私たちケンタウロスのことを、愚直な種族だと考える。理想に生きる私たちは、この地界に居場所がないのかもしれない。
 そのとおりだとしても、私は言っておく。神がみにより作られた地界で、私たち生物は、人生において名誉を求め、倫理のために戦うことができる。そのために死ぬならば、それもまたよし。そうしないならば、万物の父を裏切ることになる。これは困難な道であるが、私たちは決して道を誤らない。私たちは風と同じく形のない、理想を追求する。しかし風が吹く限り、私たちは疲れることなく、追いかけるだろう。

 

固有名詞一覧

 

《あ》:アーダン国(Ardan)、アエアインス(Aerynth)、悪魔(Demons)
《い》:猪の霊獣(Boar)、イレケイ(Irekei)
《う》:ウァルゴース(Vargos)、ウィザード(Wizards)、運命(Fate)、運命神(Fate Weaver)、運命の剣(Sword of Destiny)
《え》:英雄(Heroes)、エルフ(Elves)、エンノーン〔雷馬〕(Ennon the Thunderer)、エンノーンの疾走(Ennon's Chase)
《お》:オーガ(Ogres)、オーク(Orcs)、狼の霊獣(Wolf)、オルローイ・シャドウチェイサー(Olroi Shadowchaser)

 

《か》:怪獣(Terror)、灰塵戦役(War of Ashes)、風駆け技法(Ways of the Wind)、神(Gods)、カラーンテュール(Callanthyr)、カレダン競技(Karredani Games)、カンブリュワン(Cambruin)
《き》:教皇(Patriarch)、ギリアンドール(Giliandor)、ギルレスティン・キーンアイズ(Gillestin Keeneyes)
《く》:供儀呪詛(Blood Curse)、熊の霊獣(Bear)、グラロクール(Grallokur)、グロボルド(Grobolds)
《け》:ケーナリュン〔狩猟神〕(Kenaryn the Hunter)、賢者(Wise)、元帥(Marshall)、元素精霊(Elemental Spirits)、ケンタウロス(Centaurs)
《こ》:護衛神(Protector)、黄金月(Golden Moon)、コラウール〔統御神〕(Kolaur the Demon Prince)、ゴラダル・グリムヘルム(Golladar Grimhelm)、混沌(Chaos)

 

《さ》:災禍戦役(War of the Scourge)、最古種族(Firstborn)、最古出血(First Blood)、最古閥族(First Cohort)、サエドリル(Saedril)、サエドローン(Saedron)
《し》:シー(Sidhe)、時間(Time)、至上命題(Burden)、七大神(Seven Gods)、ジャイアント(Giants)、灼熱砂漠(Burning Lands)、シャドウベイン(Shadowbane)、十王国(Ten Kingdoms)、十三災厄(Thirteen Dooms)、獣人(Beast Men)、狩猟神(Hunter)、諸王時代(Age of Kings)、諸神の子供(Children of the Gods)、シルレストール(Sillestor)、白銀月(Silver Moon)、白銀女神(Silver Goddess)、白船(White Ship)、終末(End of Days)、深遠(Darkness)、神聖教会(Holy Church of the All-Father)、神聖巻物(Sacred Scrolls)
《せ》:全父(All-Father)

 

《た》:第八予言(Eighth Prophecy)、大平原(Vast Plains)、太陽(Sun)、脱走者(Free)、短命人(Mortal)
《ち》:地界(World)、地界同盟(Grand Alliance)、地界の子供(Children of the Gods)、長期白夜(Long Twilight)
《て》:ティターン(Titans)、ティロース(Tiros)、天使(Archons)、天地創造(Beginning)、天変地異(Turning)
《と》:トゥーリン〔鍛冶神〕(Thurin the Shaper)、同胞神(Companions)、トーヴァルド(Torvald)、トーバガウ〔解放者〕(Torvagau the Liberator)、トリリウス・トゥルースピア(Trilius Truespear)、ドワーフ(Dwarves)

 

《な》:ナンドラ・ゴールデンコート(Nandra Goldencoat)

 

《は》:白夜(Twilight)、白夜時代(Age of Twilight)、爬虫類(Scaly Ones)、閥族(Cohort)、パラゴーン(Paragons)、ハリンビーリー(Khalinviri)、反逆神(Traitor God)、パンダルリオン(Pandarrion)、万物の父(Father of All)
《ひ》:ヒト(Humans)、人の子(Son of Man)、ヒュルコース〔猟師〕(Hyrkos the Huntmaster)、昼中時代(Age of Days)、
《ふ》:不具神(Maimed God)、不死者(Undead)、不滅帝国(Deathless Empire)、ブライアラ(Braialla)、分別(Wisdom)
《へ》:兵馬(Horse Lords)、蛇の霊獣(Snake)、ベレグント(Beregund)、ヘルゲローン(Helgeron)、ヘンナンガルロラヒ(Hennan Gallorach)
《ほ》:暴食獣(Devourer)

 

《ま》:魔界(Chaos)、魔界の奈落(Pits of Chaos)、魔界門(Gates to Chaos)、魔神(Dark Lords)、マローグ(Malog)
《み》:ミノタウロス(Minotaurs)
《む》:無期狩猟(Long Hunt)
《め》:女神(Goddess)

 

《や》:野獣(Beasts)、野獣監視(Watch)、野獣監視者(High Watch)、闇夜の母(Mother of Night)
《ゆ》:勇者(Mighty)
《よ》:妖人軍団(Elvish Host)

 

《れ》:霊獣(Beast Lords)