ドレイクの中で最も希少性の高い青ドレイクは、実際に体全体が青いということはなく、背中を縞模様状に覆い、かすかに光を放つ青い色の鱗が名前の由来となる。青ドレイクは別種のドレイクよりも小さいが、危険がはそれらに劣るということはなく、砂漠の過酷な環境を生き抜くために、彼らは優れた狩人になった。青ドレイクはぞっとするほど速く走ることができ、彼らの息は呪術的な力を多く宿している。
一様に愚かなイレケイは、このドレイクを崇拝している。噂によると、オアシスにいた者が、青い縞模様の怪物と自分の間にある距離を見誤り、捕食されるという事件が何度もあったらしい。私はしっかりと個体に目を凝らしたので、幸いにも灼熱砂漠にて被害に遭うことはなかった。遠くにいた青ドレイクは、私に向かって勢いよく走ってきので、私は急いで逃げ出し、かろうじて難を逃れた。
生息地:砂漠
生態:警戒心が強く、群を作らない
危険性:非常に高い
用語一覧
《い》:イレケイ(Irekei)
《し》:灼熱砂漠(Burning Land)
《と》:ドレイク(Drake)、ドレイク[青](Blue Drake)
《り》:竜類(Dragon-spawn)