シャドウベインの背景世界

MMORPG、Shadowbaneがもつ舞台設定の翻訳

小人塁の概要(Dwarf Hold Overview)

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 トゥーリン神の子たちのあいだでの、〈要塞〉という語は、複数の意味を表している。同名詞は、一つ目に、広間および砦の、ドワーフたちが好む地下における両者を指す。二つ目は、同施設の中に住むドワーフの諸集団であり、〈要塞〉の語は、社会の基本的な単位として扱われる。ドワーフには、家族および血統だけでなく、家柄も存在しない。このような理由から、かれらは、他の諸種族がもつ君主政に困惑し、同政体を無意味に感じる。
 小人要塞は要塞長たちに統治されており、かれらは、最上級の議会および最高の職人たちからの、助言を受ける。ドワーフの全員が、問題および課題の、政策における両者について意見を述べられるが、要塞長たちの意思が優先される。大規模な小人議会は治まらないほど騒がしくなることがあるが、ドワーフたちのあいだで本当の争いがおきることは少ない。
 天変地異がおきたことにより、ドワーフによる諸集団の多くが、崩落した地底の空間を放棄させられた。そして、無天井世界に新しい故郷を作るようになったのである。ドワーフたちは居住していた諸要塞を失ったが、社会としての諸要塞はまだ持ちこたえている。

 

用語一覧

 

《こ》:小人議会(Councils of the Dwarves)、小人要塞(Dwarf Hold)

 

《て》:天変地異(Turning)
《と》:トゥーリン神の子(Sons of Thurin)、ドワーフ(Dwarf)

 

《む》:無天井世界(Roofless World)

 

《よ》:要塞(Hold)、要塞長(Thane)