戦争で荒廃した地界では、諸軍隊の大半が権力および栄光のために戦う。その一方で、金銭的な利益のためだけに戦う、異なる種類の兵士たちも存在する。地界を放浪している傭兵団の大群において、司令官たちは、生得権よりも技術を基準に選ばれる。兵士たちの構成には、訓練の不十分な大勢の素人だけでなく、熟練した精鋭の騎兵たちも含まれている。
戦場に来るカラスたちのように、傭兵団は戦争へ引き寄せられる。そして、商談のときには、政治および派閥についての会話をおこなわず、高額な報酬が提示されれば、誰にでも雇用される。傭兵団が、団内のあらゆる〈専門家〉たちに番号づけをおこなうことは、世間での評判が悪い。スカウトおよびアサシン、ならびに、ウィザードなどの、雇用主たちが戦場で役だてるものの全部が、番号づけの対象である。
傭兵団における司令官たちのなかには、名誉および職業意識をもちながら、業務を遂行する者たちがいる。その一方で、無節操な悪党のように振る舞い、より良い提示があれば、戦闘の最中でも、敵の陣営へ寝返る者たちもいる。
用語一覧
《あ》:アサシン(Assassin)
《う》:ウィザード(Wizard)
《す》:スカウト(Scout)
《ち》:地界(World)
《よ》:傭兵団(Mercenary Company)