人の子の台頭よりも遠い昔に、不滅帝国のエルフたちは、知識の力および呪術の技を、最初に発見した。エルフの優れた術者たちは結社で会い、図書館と作業室および広大な研究室をともなう、呪芸の大学を創設した。最初の学校は破壊されて久しいが、結社の諸枝はもちこたえ、術者たちは、現在に至るまで、熟達を求めて加入してきた。
エルフである最初の学匠たちは、複数の時代にわたって、諸種族の学匠たちを仲間へ迎え入れてきた。当時の世相および外部の憎悪へ関与せずに、結社の中の全員が、力および知識を追求しながら、各員の差異を脇に置いてきた。結社に加入したヒーラーたちは、術者たちのものと同種である、力の道を歩む。
結社の幹部たちは、同組織における、研究という基盤の維持を目的として、地界の政治とは距離を置いている。しかし、低級の成員たちは、世俗的な野心をより多くもっている。
用語一覧
《え》:エルフ(Elf)
《け》:結社(Conclave)
《し》:呪芸(Arcane Art)、呪術結社(Wizard's Conclave)
《ち》:地界(World)
《ひ》:ヒーラー(Healer)、人の子(Son of Man)
《ふ》:不滅帝国(Deathless Empire)