シャドウベインの背景世界

惜しくもサービスが停止されたオンラインRPG、Shadowbaneに関する世界設定の翻訳

サエドローン[運命神](Saedron the Fate Weaver)

 サエドローン女神は 、三柱におよぶ女神のなかで最も聡明である。同女神は、白金月における大規模な宮殿のなかで、氷柱の中に拘束されて眠っていたところを、ケーナリュン神に発見された。狩猟神ことケーナリュン神は、サエドローン女神を救出し、両神は結婚した。サエドローン女神はケンタウロスたちの母であるが、子であるかれらよりも、エルフたちのことを常に愛顧してきた。
 諸伝説のなかで、呪術の源泉と名づけられたサエドローン女神は、エルフたちへ、ソーサリー術およびウィザードリー術を教えた。したがって、同女神は、ウィザードたちおよび呪芸の追求者たちから、現在でも崇敬されている。サエドローン女神には、未来についての不可解な知識があるといわれている。さらに、同女神は、遠くにある宮殿の壁を覆う、壮大な壁掛け織布へ、全生物の悲運を織り込んだと、唱える者たちもいる。
 運命神サエドローンは、賢いうえに美しい女神であるが、邪悪な側面をもっている。ドラゴンが黄金月を破壊し、ウォリアンドラ女神は殺害された。そのときに、同女神の双子であるサエドローン女神は、苦痛を共感し、狂気に陥った。
 神敵グラロクールは、サエドローン女神の苦悶から生まれ、そのときから、同女神の心は不安定になっている。気分が落ち込むと、運命神サエドローンは、恐怖および悪夢の女神である、闇夜の母こと魔女神サエドローンへ変身する。多数の恐ろしい生物が、魔女神の意思から生まれた。そして、同女神は、本人じしんの別側面が抑制しようとしても、常に、闘争および混乱の諸力として機能してきた。
 現在では、この苦しむ女神を信仰する者たちは少ない。呪芸の追求者たちは、サエドローン神と取引をおこなうさいには、細心の注意を払うべきと警告する。なぜなら、崇拝者たちに対して、同女神が、どちらの顔でほほ笑みかけてくれるかが、誰にもわからないためである。

 

用語一覧

 

《う》:ウィザード(Wizard)、ウィザードリー術(Wizardry)、ウォリアンドラ(Volliandra)
《え》:エルフ(Elf)

 

《く》:グラロクール[神敵](Grallokur the Terror)
《け》:ケーナリュン(Kenaryn)、ケンタウロス(Centaur)
《こ》:黄金月(Golden Moon)

 

《さ》:サエドローン[運命神](Saedron the Fate Weaver)、サエドローン[魔女神](Saedron the Hag)、三女神(Three Goddesses)
《し》:呪芸(Arcane Lore)、呪術の源泉(Source of All Magic)、狩猟神(Hunter)、白金月(Silver Moon)
《そ》:ソーサリー術(Sorcery)

 

《と》:ドラゴン(Dragon)

 

《め》:女神(Goddess)

 

《や》:闇夜の母(Mother of Night)