シャドウベインの背景世界

MMORPG、Shadowbaneがもつ舞台設定の翻訳

マローン[無私者](Malorn the Just)

 過去には全父教会のクルセイダーであった、マローンは、悲涙戦争の最中に同組織から離籍して、カンブリュワンの陣営についた。正義に一途であるマローンは、天変地異がおきたあとに禊火神殿を創設した。そして、かれは、上級王の仇を討つための、持続的な聖戦を始めた。信頼にもとづいたうえで、マローンはカンブリュワンの王冠を保管しており、正統な後継者の発見時に渡す予定である。禊火神殿はマローンを列聖し、かれを聖マローンと呼ぶようになった。

 

禊火神殿の見解

 

 禊火を点し保つ者である、無私者こと聖マローンは、禊火神殿の創設者であると同時に、最大の後援者でもある。同氏を中継として、コンフェッサーたちは火の奇跡をおこし、不正義かつ不浄な者たちを成敗することによって、影を退ける。
 聖マローンは、上級王こと王カンブリュワンがもった、勇士の一人であった。同王が背信によって殺害された現場には、聖マローンもいた。天変地異の最中に、聖マローンは同氏の剣から炎をおこし、犯行をおこなった背信者を殺害した。
 上級王の業績を賛美してきた、同王に誰よりも忠実であった聖マローンは、大声で号泣した。聖マローンは、崩御された上級王の仇討ち、ならびに、地界の贖いに専念する宗派こと、禊火神殿を創設した。聖マローンは、禊火を崇拝する者たちのあいだで、最初の聖人として崇敬されている。禊火神殿、ならびに、コンフェッサーたちおよびテンプラーたちに注目せよ。

 

ウェアウルフの見解

 

 天変地異がおきた夜では、上級王カンブリュワンの側には2人の仲間しかいなかった。ウェアウルフたちは、老人(白騎士ゲリアントと思われる)が死ぬのを見た。ウェアウルフたちは、カンブリュワンのもう一人の仲間である背信者が、剣を拾いあげるのを見た。ウェアウルフたちは、黒い刀身が放つ僅かな輝きの対となる、暗い赤色の輝きを背信者の両目に見た。
 ウェアウルフたちは、背信者が剣で王の心臓を貫いたうえで、大聖樹に打ちつけて、地界が滅ぶのを見た。ウェアウルフたちは、御使いである王の血が、大地へ染みこむ光景と同様に、背信者が、小走りで影の中へ消えていくのを見た。

  

用語一覧(概要)

 

《か》:カンブリュワン(Cambruin)、カンブリュワンの王冠(Cambruin’s Crown)
《く》:クルセイダー(Crusader)
《こ》:コンフェッサー(Confessor)

 

《し》:上級王(High King)
《せ》:正義(Justice)、全父教会(Holy Church)

 

《ま》:マローン[聖]、マローン[無私者](Malorn the Just)
《み》:禊火神殿(Temple of the Cleansing Flame)

 

《て》:天変地異(Turning)

 

《ひ》:悲涙戦争(War of Tears)

 

用語一覧(禊火神殿の見解)

 

《か》:カンブリュワン[王](King Cambruin)
《こ》:コンフェッサー(Confessor)

 

《し》:上級王(High King)
《せ》:聖人(Saint)

 

《ち》:地界(World)
《て》:テンプラー(Templar)、天変地異(Turning)

 

《は》:背信者(Betrayer)

 

《ま》:マローン[聖]、マローン[無私者](Malorn the Just)
《み》:禊火(Flame)、禊火神殿(Temple of the Cleansing Flame)、禊火を点し保つ者(Kindler and Keeper of the Flame)

 

《ゆ》:勇士(Shining Companion)

 

用語一覧(ウェアウルフの見解)

 

《う》:ウェアウルフ(Werewolf)

 

《か》:カンブリュワン[上級王](High King Cambruin)
《け》:ゲリアント[白騎士](Gerriant the White)

 

《た》:大聖樹(Great Tree)
《て》:天変地異(Turning)

 

《は》:背信者(Betrayer)