歓迎するぞ、求道者よ。おまえは、呪学における多くのことを知っているのか。奈落の諸秘奥を学んで、悪魔たちを招請したいのか。わたしは方法を見せてやれる。
コンジュラーについて話してください。
わたしは、マエラルホールと呼ばれる、往古におけるエルフの技芸に精通している、コンジュラーである。この技芸である最高の諸秘奥は、ヒトが創造される前に忘れ去られたものである。昔のコンジュラーたちは、自分の意思を世界外部へ送信して、混沌の恐ろしい諸存在と接触をもつ方法を、学んだ。いつしか、コンジュラーたちは、悪魔たちを操作するために、呪術的な複数の拘束詠唱を考案した。そして、あらゆる悪魔たちを召喚する方法を、学んだのである。
わたしたちがもつ技芸の多くが失われたが、残されている部分も多い。現在では混沌門の封印が解けつつある。したがって、わたしたちコンジュラーは、わたしたちの失われた技芸を再構築しうる、絶好の機会をもったのである。忘れ去られていた真名の多数が、再発見されたのである。
[あなたがコンジュラーであるばあいは、訓練を受けられます]
[あなたはコンジュラーになれないので、訓練を受けられません]
どうすればコンジュラーになれますか。
最高に大胆な者たちだけが、意思の力だけで、混沌の諸軍団を呼び出せることができる。奈落手先たちは、全権をもって話す者、もしくは、主人である者の、どちらかである招集者に対してしか、応じない。
おまえの意思が、混沌の将校たちと同程度に強いことを、証明するために、混沌門の付近にある荒廃した土地を探し出せ。アエアインスに来た混沌の将官たちのなかで、誰よりも強大な、悪魔将校スベリナクスを、発見しろ。この将校を倒せば、世界外部の悪魔たちが、おまえに対して、恐れながら耳を傾けるだろう。
分野の訓練を行う:コンジュラー
終了
用語一覧
《あ》:アエアインス(Aerynth)、悪魔(Demon)
《え》:エルフ(Elf)
《こ》:拘束詠唱(Binding Incantation)、コンジュラー(Conjurer)、混沌(Chaos)、混沌門(Chaos Gate)
《し》:呪学(Arcane Lore)
《す》:スベリナクス[悪魔将校](Th'verrinax the Banelord)
《せ》:世界外部(Beyond)
《な》:奈落(Pit)、奈落手先(Minions of the Pit)
《ひ》:ヒト(Humanity)
《ま》:マエラルホール(Maelarchor)、真名(Truename)