〈迫り来る滅亡〉
新しい時代がやってくる。各地の隠者たちは、神がみの名において統治する者たちすべてに、神がみの祝福と委任を与えるだろう。天変地異がおきてから初めて、新しい王たちは王冠をかぶった。そして彼らは、戦争で荒廃したアエアインスで、広範な土地の所有権を主張したのである。
新しい王たちの台頭は、希望と流血の惨事をもたらし、争闘時代の混乱が収束しようとしていた。しかし、古代の邪悪な勢力がふたたび現れ、すべてを危機におとしいれた。
一世紀ほどまえにおきた天変地異が原因で、魂が生者の領域から、死者の領域に移動することはなくなった。冥界は長いあいだ飢えざるをえず、耐えつづけなければならなかったのである。しかし、それに終わりがきた。
古代のヴァンパイアが目覚め、骸布兄弟団はネクロマンシー術を復活させた。虚無の冥后、イスリアナは暗影軍団を引き連れながら、冥界門から現れた。アエアインスにできた新しい諸国は、虚無の玉座がもたらす、邪悪な力に耐えられるだろうか。
［追加種族］
ヴァンパイア
［追加生業］
ナイトストーカー、ネクロマンサー
［追加資格］
サッパー、サボテュア、サンクティファイア、バトルメイガス
［追加資格（ヴァンパイア専用）］
ゴルゴイ、ストリゴイ、ドラノク、ベルゴスチ
用語一覧
《あ》：アエアインス（Aerynth）、暗影軍団（Unholy Legion）
《い》：イスリアナ（Ithirana）、隠者（Hermit）
《う》：ヴァンパイア（Vampire）
《か》：骸布兄弟団（Cult of the Shroud）、神（God）
《き》：虚無（Oblivion）、虚無の王位（Throne of Oblivion）
《こ》：ネクロマンシー術（Necromancy）
《そ》：争闘時代（Age of Strife）
《て》：天変地異（Turning）
《め》：冥界（Void）、冥界門（Doomgate）、冥后（Lich Queen）
