シャドウベインの背景世界

MMORPG、Shadowbaneがもつ舞台設定の翻訳

ベア[洞窟](Cave Bears)

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 古い起源と怪力を持つこの動物は、熊の主ことグハーロンの子供たちの中で最も大きく、最高の戦闘能力に恵まれている。彼らの名前が示す通り、洞窟ベアは深い洞窟に巣を作り、そこで冬を越す。
冬眠のさなかに空腹を感じた場合、彼らは洞窟を出て狩りを行うが、無差別に大量の動物を襲うことはせず、胃袋に適切な大きさの動物だけを捕食する。洞窟ベアは森の中で群を作り、縄張を築くため、子供は棲息地の獣道を覚えながら成長する。
 これらの熊は巨大であるため、自分たちよりも小さな生物に対しては余裕を持ち、穏やかな態度をとるが、例外として、魔界の怪物および世界人類が縄張に侵入した場合、激しい怒りに駆られる。実際に私は、エルフとヒトさらにはオークが洞窟ベアに襲われ、彼らが大きく鋭い爪とかみつきの犠牲になったところを目撃した。
 洞窟ベアは見上げるほどの大きさと強い筋力を持っており、彼らの姿を見ることさえも恐ろしい。しかし観察を続けていると、彼らの一匹がナラの木に体当たりし、木を傾かせる光景を目撃した。もしも彼らが人体に抱き着いた場合、内臓は破裂し、骨は粉々に砕けるだろう。洞窟ベアには、驚くほど高い知性と記憶力を持っている可能性があり、孤独な個体はほとんど確認できなかった。

 

生息地:山
生態:穏やかで、群を作る
危険性:非常に高い

 

用語一覧

 

《え》:エルフ(Ellf)
《お》:オーク(Orc)

 

《く》:グハーロン(G'Harron)、熊の主(Lord of Bears)

 

《せ》:世界人類(Children of the World)

 

《ま》:魔界(Chaos)

 

《ひ》:ヒト(Man)
《へ》:ベア[洞窟](Cave Bear)