地界の地母神こと、ブライアラ女神への奉仕に専念している、森番兄弟団は、非常に長い歴史をもつ軍団である。同組織の成員たちは、文明が過剰な土地から遠く離れた場所に、秘密の団体として集合する。森番兄弟団は、戦争および混沌による猛威から、地界を守ることに傾注している。かれらは、森および原生林での慣行を、第二の天性としている。
森番兄弟団の成員たちの手は、変形した諸部族の暴走を止め、獣の中のならず者たちを鎮圧する。さらに、かれらは、混沌および呪術に汚染された土地を回復させる。世界の歴史は、森番兄弟団を、全父および上級王カンブリュワンに対して、ほとんど賛美させないままにしてきた。なぜなら、両者は、地界に苦痛および騒乱をもたらしたためである。
大勢の人びとから、森番兄弟団は異教徒として非難されている。同組織は、地界における運命のために、秘密の戦いをおこないながら、詮索する人びとの目を避けて、深い森の中に隠れている。
用語一覧
《う》：運命（Destiny）
《か》：カンブリュワン［上級王］（Cambruin the High King）
《こ》：混沌（Chaos）
《せ》：全父（All-Father）
《ち》：地界（World）、地母神（Green Mother）
《ふ》：ブライアラ（Braialla）
《も》：森番兄弟団（Ranger's Brotherhood）
