ほんの一部ですが、ここに覚え書きを掲載しておきます。王国の勢力などわかりやすいものについては、ここでは省きました。
〈チャネラー〉
チャネラーについての研究(Study about Channeler) - シャドウベインの背景世界
〈ウォーロック〉
顔=ヨーロッパ人
服=近代ドイツ
兜=近代ドイツ
発言:一切は幻
「一切は幻」と言った近代ドイツ人=ショーペンハウアー
かれの由来である中世インド人=シャンカラ
ショーペンハウアーのイデア論は、ウォーロックはもっていなさそうなので、ウォーロックの思想はシャンカラの不二一元論
真理を一般公開しない=ショーペンハウアーではなく、シャンカラ
超能力=ヨーガ
目の象徴について
バラモンは武器を持たないし、ショーペンハウアーは兵役を拒んだので、武器を持つ知識人は仏教の僧兵的
ヴァンパイアのウォーロックやネフィリムのウォーロックにとっては、全父は最高神ではないため、ヒンドゥー教におけるイーシュワラの概念が用いられる
〈イレケイ〉
曲刀文化圏
Mobが使う武器はインドのものが多い
アラブ人部族
男女平等=エジプトの新王国時代
サンダンサー=名前は北米のサンダンス、ダルヴィーシュはスーフィー行者名、本質は素手で戦うインドのカラリパヤット
内部の神的な火=ヨーガとバラモン教
太陽信仰の形態=バラモン教
古代の高貴イレケイ=古代エジプト
〈エルフ〉
曲刀文化圏
ブレイドウィーバー=ベリーダンス、剣を振るベリーダンスの由来は近現代のアメリカ
星辰崇拝と高度な魔術=中東
血統重視=インド・イラン系の諸民族
野獣崇拝=米大陸
森のジャッカル=インドとチベット
宝石の網=華厳経
アーチメイジの服=仏教、インドと仏教メソポタミア起源説
アーチメイジの服の背中にある輪=太陽ではなく満月だろう
海エルフ=フェニキア人
森エルフ=ピクト人
刺青=公式イレケイは刺青をしないと言及されているから、反対に、エルフは刺青をおこなうだろう
〈ミノタウロス〉
魔法使い(SBエルフ)に奉仕するSBミノタウロス=映画『シンドバッド虎の目大冒険』のミナトン
〈プレレイト〉
キリスト教は太陽を重視、全父教会は月
月重視はイスラム教
偶像崇拝がある(ゲームの仕様であるシュラインとは関係なく)
キリスト=いない
〈コンフェッサー〉
霊肉二元論
マルキオーン主義
神殿の造形=ユダヤ教神殿
偶像崇拝がある(ゲームの仕様であるシュラインとは関係なく)
キリスト=カンブリュワン
イレケイMobのなかには、浄火神殿に改宗している者たちがいる
コンフェッサーMobは、サンメイス(太陽の槌)を装備している
ドレイクたちが棲む荒廃した平原に、テンプラーとコンフェッサーの両教師がいる
〈ヒーラー〉
内部のきらめき=新プラトン主義、その起源はバラモン教の太陽崇拝
〈素質〉
ヒーラー=神学
メイジ=哲学
ローグ=下層の不良だけでなく、裕福な商人もふくむ
〈テンプラー〉
天使への変身=神化思想
〈アラコイックス〉
諸細胞がひとつの生物を構成するという組織論=ルイ・オーギュスト・ブランキと共産主義
魔法でないウォーロックの超能力=ロシアの超心理学についての研究
Ancient Onesは何者なのか=宗教的な諸神でないのなら、アラコイックスは、シャドウベインの開発者たちを瞑想で知ったのだろうか
疑似的な葬式による排除=バラモンが起源
〈シェイド〉
ブラック・アイド・キッズ
〈レンジャー〉
野獣崇拝=狩猟民族の信仰、大きい野獣が小さい野獣の再生産を保証するので、大きい野獣は狩らない。ケンタウロスなら、大きい野獣を喜んで狩るだろう。
〈ウェアウルフ〉
〈ドルイド〉
地母神崇拝、樹木崇拝、ガイア理論、農業はおこなわないか小規模
〈ダークナイト〉
〈バーバリアン〉
現実世界のヒトはアフリカが起源だが、シャドウベインでは北欧にあたる土地が起源
現実世界の北欧の山は低いが、SB北欧にはエベレストのような山がある
〈イリュドヌ人〉
アザンデ人、インド要素があるなら、ドラヴィダ人やミーマーンサー派かも
〈リザードマン〉
南米の神殿と関連づけられたトカゲ人は、ウォークラフトの方が古いかも
〈混沌の勢力〉
悪魔が腐敗を司ると決めたのはゾロアスター教
混沌の亀Mobなど、爬虫類を悪と定めたのはゾロアスター教
生物の姿を変形させるエネルギー=放射能
〈ドゥームセイヤー〉
ドゥームセイヤーの教師が求める光=グノーシス主義
〈ハントレス〉
古代の鎧と古代の神殿とギリシャ人名=ワンダーウーマン、列王時代の初期に王国から密林へ移動し、古代文化における生きた化石になった
政体=部族なので、封建制ではないだろう
男性への攻撃=ラディカルフェミニズム、レズビアン分離主義、ミサンドリー
ドルイドと違い、母親に高い地位をあたえないし、同性結婚する=リベラルフェミニズム
ドルイドたちとは違い、外から来た文明人なので、焼き畑をおこなったり、大規模な畑を作ると推測
〈ケンタウロス〉
サルマティア人やアラン人やトルコ人
〈ダークスウォーン〉
なぜ、コンフェッサー、クルセイダー、プレレイト、ドルイドが装着できるのか=マニ教の背乗り(表面が違っても中身は共通)
アイデア:背景世界ルールの混沌ギルドを改変して、全種のヒーラーが入れるようにしたい。
〈センチネル〉
ネフィリムに飛ばれたら歯が立たないので、飛行落としの技が欲しかった
〈傭兵団〉
アイデア:背景世界ルールの傭兵団ギルドを改変して、全種のファイターが入れるようにしたい。
〈ナイトストーカー〉
現実世界のエクソシズムは悪魔ばらい、しかし、SB世界のものは幽霊ばらい
〈グラディエイター〉
闘技場は昼中時代に始まり、昼中時代の途中か列王時代に廃止されて、争闘時代に復活したのではないだろうか
〈術者結社〉
薔薇十字団
ペルシア帝国における知恵の館とその前身
ヘルメス思想
血統軽視
〈バード〉
ローグ・バード=芸人
メイジ・バード=芸術家、ピュタゴラスなどの音楽哲学
〈軍事組織〉
欧州での軍隊の起源は中世末期
軍閥は、現実世界の中世ヨーロッパにはほとんど存在しなかった
軍事政権
〈ブレイドマスター〉
武器は日本の刀に近いが、剣士の思想は中国のもの
〈サンプリースト〉
〈ネクロマンサー〉
ハイチのゾンビ製作
〈虚無の勢力〉
虚無の勢力に対抗する技はハタ・ヨーガ
〈ヴァンパイア〉
外見=東欧の吸血鬼
ウパニシャッドが設定した悪役
〈生命の樹と転生〉
生命の樹でどのように復活するのかは、具体的な描写が語られていない。たぶん、人物が死んだあとは、樹の実の中で新しい肉体が育ち、その最中か樹の実が落ちたあとに、魂が肉体に入り、復活するのではないだろうか。復活したときに、前の肉体がつけていた装備を着ているのは、ゲーム上の都合によるもので、物語の中では、ほんとうは裸で復活しているのだろう。
付録
ロシア正教の典礼を映像に使った、ミュージックビデオです。2:48からは、司祭たちや背景に炎のエフェクトがつけ足されており、コンフェッサーや浄火神殿みたいで痺れるほどかっこよいです。
シャドウベインの転生を連想させてくれる映像。人格が新しい肉体(動画ではクローン)に入り、死ぬ直前の記憶があり、復活の直後は心身が正常でなく、古い肉体から耳飾り(装備)をはぎ取る。
このゲームの背景世界はシャドウベインと同じ構造をもっており、大災害によって既存の世界が崩壊し、プレイヤーたちが競技をおこなうための、都合がよい世界ができあがります。
0:15から1:05までの映像は、シャドウベインの天変地異とも共通しているんだろうなあと、思わせてくれました