シャドウベインの背景世界

MMORPG、Shadowbaneがもつ舞台設定の翻訳

Prelate Overview (プレレイトの概要)

f:id:AzuhikoDaidaiboshi:20160706191203j:plain

〈教会の僧侶〉

 

 聖典によると地界は全父によって作られ、その土地に住む者は皆が全父の子供である。地界の長い歴史を通して、全父教会に所属するプレレイトは父の行いを称え、 御言葉を伝え続けてきた。全父教会の教義は争いの絶えない四つの時代だけでなく、天変地異の後でさえも人々に信奉され、甚大な被害を受けた地界における最後の希望とも言われている。
 プレレイトは全父による霊感に基づいて書かれた杖の書を根拠として、父の子供たちが団結しなければ、混沌と暗黒の二大勢力に立ち向かうことはできないと説いている。クルセイダーの助力を受けながら、プレレイトは闘争によって荒廃した地界に統合と回復をもたらすため、奉仕活動に日々努めている。

 

 プレレイトは全父教会における組織階層に基づいて事務を執るだけでなく、聖堂と修道院を往復しながら群衆に教理を説き、貧しい者たちに施しを行い、病気を治療することなども仕事としている。
 天変地異で全父教会の機能が麻痺したことに加え、組織の分裂により浄火神殿が設立されたことは、高位の聖職者たちを悩ませた。争闘時代において、枢機卿たちが全父の消息と全父教会の役割について延々と議論し続けるかたわら、下位のプレレイトは行動を起こした。このようなプレレイトは地界を放浪しながら熱心に教義を広めており、悪の手先がいれば戦闘も辞さない。
 高潔な英雄たちの心身を治療することもプレレイトの役目であり、彼らはその行為が混沌から秩序を作り出し、長い間地界から失われている安寧を回復させると信じている。

 

 現代では全父の消息が分からなくなり、父は誰の祈りにも応えてくれないが、今でもプレレイトは聖人と天使からの祝福を受け取ることができ、それを人々の保護だけでなく悪との戦いにも活用する。
 プレレイトにとっては、善行と功業こそが信徒の増加をうながす確かな方法である。悲しくも全父の声が途絶えたことにより、全父教会は存在意義を問われたため、プレレイトは組織の歴史上最も懸命に働き、宣教に努める必要がある。プレレイトは全父の帰還を強く信じているが、地界は長い間耐え忍ばなければいけないと考えている。栄光の日が訪れるときまで、全父教会のプレレイトが罪なき人々を守り導かなければ、地界が滅ぶことは避けられないだろう。

 

[対応する種族]
アルフボーンエルフケンタウロスドワーフヒト
[対応する素質]
ヒーラー
[対応する資格]
アニメイターアンデッドハンターエンチャンターコマンダーサモナーサンクティファイアジャイアントキラーダークスウォーントラヴェラーフォージマスターブレイドウィーバー

[性別の制限]
なし

 

用語一覧

 

《あ》:暗黒(Darkness)、安寧(Harmony)

 

《く》:クルセイダー(Crusader)
《こ》:混沌(Chaos)

 

《し》:浄火神殿(Temple of the Cleansing Flame)
《す》:枢機卿(Cardinal)
《せ》:聖人(Saint)、全父(All-Father)、 全父教会(Church of the All-Father)
《そ》:争闘時代(Age of Strife)

 

《ち》:地界(World)、秩序(Order)
《つ》:杖の書(Book of Staves)
《て》:天使(Archon)、天変地異(Turning)

 

《ふ》:プレレイト(Prelate)

 

《み》:御言葉(Holy Word)