シャドウベインの背景世界

MMORPG、Shadowbaneがもつ舞台設定の翻訳

ドラゴン(The Dragon)

 ドラゴンは非常に強大な存在であり、休大火および大神敵として知られている。同神敵は、アエアインスが初めて目ざめたときには、深い穴の中で眠っていたため、年代の測定が不可能なほどに古い。ドラゴンは、一度だけ眠りから目ざめて、白夜時代に、エルフの白夜王国を全壊させた。
 ドラゴンは、吐き出した炎で黄金月を犠牲にして、太陽を作った。したがって、ウォリアンドラ女神の死とサエドローン女神の狂気、ならびに、マローグ神が負った不具の原因となった。三人の正統神が力を合わせても、ドラゴンの殺害は失敗に終わったが、同神敵は重傷を負い、真っ暗な巣穴へ帰った。ドラゴンは、さまざまな種類のドレイクにおける、祖先である考えられている。さらに、南方沼地の鱗人ことリザードマンと、何らかの関係をもっているのかもしれない。

 

 イレケイたちは、ドラゴンが、夢をとおして、感受性の強い人びとと交信できると信じている。じっさいに、同神敵は、何世紀にもわたって、イレケイたちを運命へ導いてきた。イレケイたちは、ドラゴンを、諸神を超越した存在とみなして、熱心に崇拝している。さらに、同神敵のことを、太陽の神聖な根源こと、クルイグオハリーンと呼んでいる。
 多くの人びとは、終末のときにドラゴンが再び目ざめ、報復として、アエアインスを滅ぼすと信じている。イレケイたちは、信仰によってドラゴンが救助してくれると、断言した。鍛冶神トゥーリンは、ドラゴンの殺害を目的として、シャドウベインを作成した。しかし、この運命の剣が、諸神よりも古い生物に損傷を与えられるかは、判明していない。

 

用語一覧

 

《あ》:アエアインス(Aerynth)
《い》:イレケイ(Irekei)
《う》:ウォリアンドラ(Volliandra)、鱗人(Scaly One)、運命(Destiny)、運命の剣(Blade of Destiny)
《え》:エルフ(Elf)

 

《か》:神(God)
《き》:休大火(Sleeping Flame)
《く》:クルイグオハリーン(Kryquo'khalin)
《こ》:黄金月(Golden Moon)

 

《さ》:サエドローン(Saedron)
《し》:シャドウベイン(Shadowbane)、終末(End of Days)
《せ》:正統神(True God)

 

《た》:大神敵(Terror of Terrors)、太陽(Sun)
《と》:トゥーリン[鍛冶神](Thurin the Shaper)、ドラゴン(Dragon)

 

《な》:南方沼地(Southern Swamp)

 

《は》:白夜王国(Twilight Kingdom)、白夜時代(Age of Twilight)

 

《ま》:マローグ(Malog)

 

《り》:リザードマン(Lizard Man)