ウォリアンドラ女神は、三柱におよぶ女神たちのなかで最も美しい。同女神は、地界の太初に、ブライアラ女神の歌で初めて目を覚まし、アエアインスにおける全生物を愛した。ウォリアンドラ女神の美しさおよび歌は、エルフたちとケンタウロスたちに発想を与え、かれらに、芸術への永久的な専念を促した。
美形の戦争神ことマローグ神は、白夜時代の長期にわたって、黄金月の女神へ求愛した。そして、同女神こと夢幻神は、結婚に同意するまえに、非常に困難かつ多数におよぶ、諸仕事ならびに諸冒険を戦争神へ課した。しかし、戦争神と夢幻神が子供をもうけるまえに、ドラゴンは黄金月を破壊し、燃え盛る太陽へ変化させた。したがって、マローグ神は重傷で不具になり、ウォリアンドラ女神は死亡した。
用語一覧
《あ》:アエアインス(Aerynth)
《う》:ウォリアンドラ[夢幻神](Volliandra the Dream Singer)
《え》:エルフ(Elf)
《け》:ケンタウロス(Centaur)
《こ》:黄金月(Golden Moon)、黄金月の女神(Goddess of the Golden Moon)
《せ》:戦争神(Warrior)
《た》:太陽(Sun)
《ち》:地界(World)
《と》:ドラゴン(Dragon)
《は》:白夜時代(Age of Twilight)
《ふ》:ブライアラ(Braialla)
《ま》:マローグ(Malog)
《む》:夢幻神(Dream Weaver)
《め》:女神(Goddess)